レースレポート

スーパースポーツ世界選手権第14戦 ポルトガル大会 2009年10月25日

ラスコルツは総合4位、藤原克昭は総合で10位に浮上し最終戦を締めくくる


#21 藤原 克昭

 

 2年連続で最終戦の舞台となったポルティマオ。今年は3日間を通じて好天に恵まれ、連日、熱い戦いが繰り広げられた。13戦を終えて総合4位のラルコルツは、前戦フランス大会の優勝で総合3位のソフォグル(ホンダ)に6点差と迫り、最終戦では総合3位を狙う。総合11位の藤原克昭も最終戦でトップ10入りを目標に、気合の入った走りを見せた。
 

スーパースポーツレポート

藤原仕様マシン

#26 ホアン・ラスコルツ

#21 藤原 克昭
 

 初日のフリー走行は、昨年優勝しているソフォグルが1分45秒355でトップタイムをマーク。2番手にクラッチロウ(ヤマハ)、3番手にラバティ(ホンダ)、4番手にアチソン(ホンダ)と続き、ラスコルツは、1分46秒069で5番手だった。1回目の走行では、トップからラスコルツまでが1秒差以内。藤原克昭は1分47秒148で13番手だった。

 2日目午前中の2回目のフリー走行もソフォグルが好調で、1分45秒105までタイムを縮めて首位をキープ。そして初日5番手のラスコルツが、このセッションで1分45秒210と、初日から約1秒タイムを上げて2番手につけた。以下、クラッチロウ、ラバティと僅差で続き、7番手までが1秒差以内。藤原克昭も約1秒タイムを短縮する1分46秒150で9番手へとポジションを上げた。

 午後の予選では、ラバティが1分44秒836と一気にタイムを上げてPPを獲得。2番手にクラッチロウ、3番手にピッロ(ヤマハ)、4番手にソフォグルと続き、フリー走行で2番手につけたラスコルツは、1分45秒161とフリー走行からわずかにタイムを上げたが5番手だった。今季フロントローの常連となったラスコルツだが、大接戦の中で最終戦は2列目から決勝に挑むことになった。藤原克昭は、フリー走行とほぼ同じ1分46秒216で12番手、3列目グリッドから追い上げのレースに挑む。

 迎えた決勝レース。この日は3日間でもっとも良い天気となり、最高気温は30℃まで上昇。絶好のコンディションの中で熱い戦いが繰り広げられた。予選5番手から好スタートを切ったラスコルツは、オープニングラップ3番手に浮上。ラバティ、ソフォグルのホンダ勢をピタリとマーク。2周目には、この3人が早くもトップグループを形成した。

 前戦フランス大会からの2連勝に気合満点のラスコルツ。快調にラップを刻むラバティとソフォグルにプレッシャーを掛けた。しかし、4周目にクラッチトラブルが発生、惜しくもリタイヤに終わった。レース序盤に戦列から去ることになったラスコルツだが、3周目にマークしたタイムがこの日のファステストラップ。それだけに悔しいレースとなった。このリタイヤで総合4位のままシーズンを終えることになったが、初優勝を含む6回の表彰台は、Ninja ZX-6Rのポテンシャルの高さを十分にアピールすることになった。

  予選12番手から決勝に挑んだ藤原克昭は、オープニングラップ10番手。序盤は10台前後に膨れあがった7位争いに加わり、中盤以降は、ピット(ホンダ)、カルデナス(ホンダ)、ラバティ(ホンダ)とし烈な11位争いを繰り広げ13位でフィニッシュした。この結果、総合11位から10位に浮上。最終戦ポルトガル大会の目標だったトップ10入りを果たした。
 

#26 ホアン・ラスコルツ

ホアン・ラスコルツ(リタイヤ)のコメント
 「今回は予選から厳しい戦いだった。トップグループのタイムが接近していたし、最初のセッションから思ったほどタイムも更新出来なかった。セッティングは完璧ではなかったが、トップグループに加わり優勝争いをする準備は出来ていた。決勝は一周目3番手。ラバティとソフォグルとでトップグループを形成したが、4周目にクラッチトラブルが出てバイクを止めなくてはいけなかった。あのまま走っていれば、表彰台は勿論、優勝争いも出来たと思う。残念な結果だったが、ファステストラップをマーク出来たことは嬉しい。今年はシーズンを通じていいレースが出来た。来年はタイトル獲得を目標に頑張りたい。」


 

#21 藤原 克昭
 

藤原克昭(13位)のコメント
 「レースウィークを通じてフロントの接地感に課題を抱えていたが、決勝になっても完璧にならず、低速コーナーでタイムをロスしてしまった。決勝も5、6周目からフロントのグリップがなくなり苦しかった。最後まで集中しなければならなかったし、ポイントを獲得しようと全力を尽くした。今年はシーズン中盤からいい感じでバイクも仕上がり、表彰台争いにも加われるようになった。最終戦は何としても表彰台で終わりたいと思っていたので残念だった。今年のリザルトには不満だが、来年に向けて今年はいい仕事が出来たと思う。来年は、ラスコルツとチャンピオン争いが出来たら嬉しい。」
 

決勝リザルト


スーパースポーツ

Pos. No. Rider Machine
1 50 E・ラバティ Honda
2 54 K・ソフォグル Honda
3 24 G・マッコイ Triumph
4 35 C・クラッチロウ Yamaha
5 8 M・アチソン Honda
6 51 M・ピッロ Yamaha
7 23 C・デイビス Triumph
8 99 F・フォレ Yamaha
9 77 B・ベネマン Suzuki
10 117 M・プライア Honda
11 1 A・ピット Honda
12 36 M・カーディナス Honda
13 21 藤原 克昭 Kawasaki
14 25 M・ラバティ Honda
15 101 K・コフラン Honda
16 5 T・プラディタ Yamaha
17 9 D・デルオモ Honda
18 88 Y・ゲラ Yamaha
19 40 F・ジェンティーレ Honda
20 199 O・フォー Honda

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