2015 All Japan Motocross Championship

  • ■ 2015年 全日本モトクロス選手権 第8戦 近畿大会
  • ■ IA1
  • ■ 開催日:2015年9月13日(日)
  • ■ 会場名:名阪スポーツランド

クラッシュのダメージをこらえながら
新井宏彰が9位/2位、三原拓也は6位/5位と健闘

#822 三原 拓也#822 三原 拓也#822 三原 拓也

レポート

三原拓也の第8戦(IA1/6位/5位)

 名阪は他のコースよりは練習量が多いホームグラウンドだし、路面も好きなサンドなのでもともと自信はあります。いつもそうですが、もちろん優勝するつもりで来ました。走行前にコースチェックした印象では、ワダチの攻略がポイントになるだろうと感じました。今回の変更点としては、フープスのところに作られたウェイブでしょうか。ジャンプではなくて低いうねりが続くセクションです。みんな2個+2個で跳んでいるようですが、全開じゃなくて合わせる感じ。荒れてきてワダチができたらミスするライダーが出るから、そこが自分にとってはチャンスだろうなと考えていました。
 予選ではトップを狙っていました。スタートは6番手だったんですけど、4番手まで上がって前のトップスリーにも追い付けそうでした。ところが奥に向かうストレートの先の右で、単独クラッシュ。フロントが切れ込んで行きたいラインと違うところに入って、ヤバイと思ったら自分だけ跳んでました。そのまま壁に叩き付けられて、腰をしこたま打ちました。痛かったです。バイクも逆向きに倒れていたし、再スタート後も痛くてペースが上がらず。予選順位は8位でした。
 スタートが大事だから、予選で勝ちたかった。決勝でスタートが決まればチャンスだし、好きなコースだから狙っていました。甘くはないことを痛感しましたが、それでも自分のタイムが新井君、成田選手、小方選手と同じくらいの1分39秒台だったんで、転倒のことは気にせずにポジティブに捉えていました。
 ヒート1のスタートは悪くなかったと思います。前のライダーの転倒もあって、一時は3番手まで上がったんですけど、そこから自分のペースがよくなくて一進一退でした。新井君、熱田選手、小島選手が転倒する一方で、田中選手、成田選手に抜かれました。レース序盤、小方選手が僕と接触して転倒したそうですが、何しろジャンプの空中で追突されたので、誰だったのかはわかりませんでした。
 自分はリズムが悪かったし、ギャップに苦戦していました。そんな中で転倒しちゃって…。登りの手前でボテっとコケたんですが、普通にバランスを崩しただけです。再スタート後もリズムが悪くて、ヒート1はダメダメでした。前のライダーの転倒などもあって6位でしたが、勝ちたかったのに6位ですから全然納得がいきません。
 今回はイベントカーが来ていたので、昼休みにはサイン会などやってからコースを下見に行きました。ジャンプの飛び出しにブルが入って、きれいに均されていたところもありました。でもヒート1よりもちょっと荒れている。IA2のヒート2が先にあるので、そこでさらに荒れることを想定しながらコースをチェックしました。
 ヒート2もスタートが大事だと思っていたんですが、ヒート1と同じようにイン側から3~4番ぐらいで出ました。ファクトリーライダーは真ん中あたりに集中していましたが、僕はそれよりイン側を取りました。新井君がトップで、僕は1周目4番手。ところが3周目に前のライダーを抜こうとして、ステップアップ先の左コーナーで転倒。それで11番手まで落ちました。もったいないことばっかりしてましたね。
 そこから猛然と挽回したんですが、前が結構混戦の集団で、安原選手、北居選手、星野裕選手、星野優位選手、深谷選手を抜いたのを覚えています。その先に熱田選手と小島選手も見えたんですが、そこまでは届かずに5位でチェッカーとなりました。コケてるようじゃだめですね。せっかくスタートよかったのに、予選も決勝も転倒しました。総合5位(6位/5位)は悪くないと言ってくれる人もいますが、せめて表彰台までは行きたかった。勝つためにやってるんで、こんな成績に満足はしていません。

  • #822 三原 拓也
  • #822 三原 拓也

新井宏彰の第8戦(IA1/9位/2位)

 前の週に降った大雨の影響でコースが荒れたようでしたが、大会本番までには重機が入ってきれいに整地されていました。サンドの路面は乾いていたけれど、いつもよりソフトでワダチが多い印象でした。そんなわけでラインの見極めが難しかった。予選ではホールショットが上手く決まったんですが、バタバタしているうちに成田選手に抜かれました。後ろに付いてみると、狭い中でも2~3本あるラインを上手く使い分けていて、成田選手には全く迷いがなかったですね。
 決勝のヒート1ではゲートの飛び出しから加速まで順調でしたが、イン側からスタートした小島選手と並んでアウトに寄せられた形になりました。それでも小島選手、熱田選手に続いて3番手につけて、2周目には熱田選手を抜きました。ところが「よし、ここからだ」と思った矢先に転倒してしまいました。奥から戻って来たステップアップの着地で振られたんです。三原もそこでコケたって言うし、何かいるのかもしれませんね。
 客観的にはそれほど難しそうではないし、自分としても注意しなきゃいけないポイントには入っていなかった。飛び出しに深いワダチがあって気を遣うくらいで、特にミスったわけじゃなくて、石か何かに乗って横を向いたみたいでした。その倒れ方がちょっとイレギュラーで、右手が離せないままハンドルに引っ張られる形で、ヒジの内側の靱帯を伸ばしてしまったようなんです。
 再スタートにも時間がかかって、完全に最後尾になりました。ヒジが痛くてあまり追い上げられず、結果は9位。転倒を振り返ってみると、抜こう抜こうと焦ってたわけじゃないんですが、もっと慎重になれたらよかったのにと反省しています。
 ヒート間の昼休みは、ひたすらアイシングしていました。チームトレーナーの平吹先生に、骨には異常ないから大丈夫だと言われたんですが、痛みがひどくてテンション下がってました。それでもヒート2で結構走れたのは、周りもあまりペースが上がってなかったからだと思います。
 スタートはヒート2も決まりました。好スタートの要因は、95パーセントがマシンで、残りの5パーセントが腕かな。ゲートを出た次の瞬間に1車身前にいる感じなんです。グリッドはアウト寄りを選んでみました。みんな中央からインに寄っていたので、僕は中央のボックスからアウト側の4番目。距離は長くなるんですが、出られる自信があるから選びました。インから寄せられると不利ですが、シンタン(井上眞一)の菅生スタートを真似して、アウトからまくってみたかったんです。
 ホールショットを取ったんですが、3周目には成田選手に抜かれました。徐々に離されて単独2位走行になったんですが、自分としてはセーブするつもりはなく精一杯走りました。ただやっぱりバイクを倒す時にヒジが痛かった。右コーナーでも左コーナーでも押さえ込めずに車体が起きてしまうし、ジャンプでは腕を伸ばす動きが辛かったので、少し前傾ぎみのフォームで走ってました。
 今回は転倒が多かったですね。コース状況は難易度が高いというより、気を抜けない感じでラインを選べばそんなに荒れていなかった。むやみにスピードを乗せたりせず、選んでは切り返してという感じ。自分自身の調子は悪くなかったのに、噛み合わない部分がありました。前回マディの菅生が悪かっただけに、今回は両ヒート揃えたかった。たらればは禁物ですが、転倒があっての9位/2位だったら、揃えて勝ちたかったですね。

  • #331 新井 宏彰
  • #331 新井 宏彰

リザルト

IA1 Race1

Pos. No. Rider Machine
1 1 成田 亮 Honda CRF450RW
2 16 田中教世 Yamaha YZ450F
3 4 熱田孝高 Suzuki RM-Z450WS
4 500 安原 志 Yamaha YZ450FM
5 7 星野優位 Honda CRF450R
6 822 三原拓也 Kawasaki KX450F-SR
7 8 深谷広一 Honda CRF450R
8 44 小島庸平 Suzuki RM-Z450WS
9 331 新井宏彰 Kawasaki KX450F-SR
10 10 伊藤正憲 Yamaha YZ450F
11 13 北居良樹 KTM 450SX-F
12 15 星野 裕 KTM 450SX-F
13 12 鈴木正明 Suzuki RM-Z450
14 88 トラカーン・タントン KTM 450SX-F
15 27 チャイヤン・ロンファン Yamaha YZ450F
16 21 中村泰介 Yamaha YZ450F

IA1 Race2

Pos. No. Rider Machine
1 1 成田 亮 Honda CRF450RW
2 331 新井宏彰 Kawasaki KX450F-SR
3 44 小島庸平 Suzuki RM-Z450WS
4 4 熱田孝高 Suzuki RM-Z450WS
5 822 三原拓也 Kawasaki KX450F-SR
6 8 深谷広一 Honda CRF450R
7 7 星野優位 Honda CRF450R
8 500 安原 志 Yamaha YZ450FM
9 13 北居良樹 KTM 450SX-F
10 15 星野 裕 KTM 450SX-F
11 10 伊藤正憲 Yamaha YZ450F
12 12 鈴木正明 Suzuki RM-Z450
13 27 チャイヤン・ロンファン Yamaha YZ450F
14 88 トラカーン・タントン KTM 450SX-F
15 21 中村泰介 Yamaha YZ450F

IA2 Race1

Pos. No. Rider Machine
1 317 富田俊樹 Honda CRF250RW
2 31 竹中純矢 Suzuki RM-Z250WS
3 01 古賀太基 Honda CRF250R
4 113 田中雅己 Honda CRF250R
5 38 小川孝平 Honda CRF250R
6 34 岡野 聖 Yamaha YZ250F
7 42 馬場大貴 Honda CRF250R
8 43 渡辺祐介 Yamaha YZ250FM
9 50 道脇右京 Honda CRF250R
10 952 石浦 諒 Suzuki RM-Z250
11 55 稲垣達樹 Suzuki RM-Z250
12 36 大塚豪太 Honda CRF250R
13 49 池本凌汰 Suzuki RM-Z250
14 45 迫田勇馬 Kawasaki KX250F
15 32 能塚智寛 Kawasaki KX250F
16 63 辻 拓人 Kawasaki KX250F
17 41 斉藤 嵩 Suzuki RM-Z250
18 03 小林秀真 Kawasaki KX250F
19 68 宗本駿真 Yamaha YZ250F
20 46 横澤拓夢 Honda CRF250R

IA2 Race2

Pos. No. Rider Machine
1 317 富田俊樹 Honda CRF250RW
2 113 田中雅己 Honda CRF250R
3 34 岡野 聖 Yamaha YZ250F
4 31 竹中純矢 Suzuki RM-Z250WS
5 43 渡辺祐介 Yamaha YZ250FM
6 42 馬場大貴 Honda CRF250R
7 38 小川孝平 Honda CRF250R
8 32 能塚智寛 Kawasaki KX250F
9 52 北原岳哲 Kawasaki KX250F
10 36 大塚豪太 Honda CRF250R
11 50 道脇右京 Honda CRF250R
12 46 横澤拓夢 Honda CRF250R
13 02 馬場亮太 Honda CRF250R
14 952 石浦 諒 Suzuki RM-Z250
15 55 稲垣達樹 Suzuki RM-Z250
16 45 迫田勇馬 Kawasaki KX250F
17 41 斉藤 嵩 Suzuki RM-Z250
18 04 高輪喜樹 Honda CRF250R
19 49 池本凌汰 Suzuki RM-Z250
20 63 辻 拓人 Kawasaki KX250F

2015年 全日本モトクロス選手権 ポイントランキング

Page Top