2015 All Japan Motocross Championship

  • ■ 2015年 全日本モトクロス選手権 第5戦 神戸大会
  • ■ IA1
  • ■ 開催日:2015年7月5日(日)
  • ■ 会場名:神戸空港特設コース

地元神戸大会初開催
新井宏彰が総合3位(5位/4位)、三原拓也が総合4位(4位/7位)に入賞

#822 三原 拓也

レポート

新井宏彰の第5戦(IA1/5位/4位)

 カワサキにとって地元の神戸大会ということで、よっしゃ行くぞ!という気持ちで臨んだレースでした。気負いとかプレッシャーなどは皆無で、乗れていたし勝てそうだったんですが、なぜか運に見放されてしまったようです。
 会場は神戸空港に隣接する空き地に特設されたコースで、ひとことで言うとミニスーパークロスという感じのレイアウトでした。85だったらちょうどいい大きさでしょうか。事前テストでも走り込めたし、常設コースではないけれど練習は十分でした。難易度はそれほど高くなくて、ジャンプやフープスで引っかかっても大丈夫。引っかかるつもりで飛ぶこともあったくらいで、もう少し難しくてもよかったかもしれません。
天気予報では日曜が雨だったのに、崩れるのが少し早まったみたいで、土曜が雨になりました。気にしてもしようがないし、雨でもいいやと割り切っていました。砂というか砂利混じりの土で、水はけがよさそうだったので…。
 ヒート1は序盤から田中選手に続いて2番手だったんですが、5周目に1コーナー先のジャンプの空中で池谷選手と接触して、揃って転倒してしまいました。僕がジャンプの飛び出しをミスって失速したところに、後ろからスピードを乗せて飛んできたので、池谷選手のフロントタイヤが僕のリアに追突したんです。このクラッシュで8番手まで落ちたんですが、その後は何とか3位争いの後ろまで追い上げました。
 パッシングポイントが少なかったので、仕掛けるというよりは相手のミスを待つしかなく、後ろにぴったりとつけて一瞬のスキを見逃さないように抜いて行きました。終盤になってベストラップ(新井=1分13秒718、小方=1分14秒014、三原=1分14秒015)を出すほどペースはよかった。最後は三原を攻略できずに5位でフィニッシュしたんですが、体力的にはまだまだ行けましたね。40分ぐらいあれば、三原と田中選手の前で表彰台をゲットできたと思いますが、レースは30分+1周なのでしかたありません。
 ヒート2もスタートが上手く決まって、序盤2位争いをしました。その後フープスで星野裕選手に並んで抜いたんですが、次のコーナーでインに入られ接触転倒。7番手から挽回することになりました。もったいなかったですよね。両ヒートとも同じような展開で、よし行けるぞ!と思った序盤に転倒ですから…。その後は成田選手を抜くのに手こずり、やっとミスに乗じて抜いた時にはトップから大差をつけられていました。表彰台まで行けると思ったんですが、4位…。もっと早めに抜かないとだめですね。
 コースについては、狭い、抜きにくい、簡単すぎるなどいろいろな意見がありましたが、そんなことよりも開催できたこと、成功したことが素晴らしいと思うんです。初年度は滞りなく終了したことを評価して、来年からレベルアップして行けばいいんじゃないでしょうか。神戸に限らず、町の近くでモトクロスができたことは素晴らしい。お客さんも結構入っていたし、やっぱりアクセスの良し悪しは大事ですね。
 大会前には、小島選手、小方選手、安原選手と一緒に神戸市長を表敬訪問したり、和田岬の神戸市立浜山小学校に行って、モトクロスを紹介する「授業」をしてきました。神戸新聞の記者会見に出席したり、サンテレビの特集番組に出演したり、結構アンバサダー的な仕事をしました。本番車やウエア一式をスタジオに持って行って、いろいろと説明すると興味を示してくれたし、そういう人たちが実際に会場に来てくれたのがうれしかった。モトクロスを普及させるには、こういう活動も必要なんですね。

  • #331 新井 宏彰
  • #331 新井 宏彰

三原拓也の第5戦(IA1/4位/7位)

 カワサキとダンロップのお膝元、それに故郷の徳島からも近い神戸大会なので、自分的には気合入りまくりだったんですが、実力不足が出てしまいましたね。体調も気分もよかったし、タイムも出ていたんですが、周りのライダーの気持ちの方が強かったという感じです。
 ヒート1はスタート3番ぐらいのいいポジションだったんですが、1周目に田中選手と小方選手が接触して止まった時に、その真後ろにいたので当たってよろけてしまったんです。その間に抜かれて、1周目6~7番ぐらいでした。その後、前を走るライダーの転倒などで、4番手まで上がり、田中選手を抜こうと頑張ったんですが、抜けないまま4位でした。いろいろなラインを試みたんですが、そのうちに後ろから新井君も追い上げて来たので、インを空けられなくなって、もっと早めに抜いておけばよかったという感じでした。
 ヒート2はスタートが全然だめ。1周目も2周目もジャンプを飛べなかったりして、12番手あたりでした。もたもたしているうちトップに逃げられちゃって、かなりの差になっていました。そこから頑張って追い上げ、熱田選手と成田選手が5~6位争いしていたところに追いついたんですが、抜くには時間が足りなくて7位で終了。スタートの瞬間から遅れていたし、先輩ライダーたちの気持ちの強さに負けている自分がだめですね。
 今回は特設コースなので、地元と言ってもアドバンテージはありませんでした。誰にとってもイコールコンディションなので、パッと見て判断できるような順応性が問われる点は面白い。最初の戸惑いから徐々にラインが見えてきたりする感じが好きです。スーパークロスなんかは毎週特設コースですけど、1年に1戦ぐらいこういうところでやるのもいいですね。この空港島の空き地の広さからすると、もっと広いコースを作れたらいいのにと思いました。でも、地盤がまだ緩いところがあって、パイロンの向こうへ行かないようにと言われこともあったので、このくらいが限界だったのかもしれません。
 朝のプラクティスはぐちゃぐちゃでしたが、ヒート1までには路面が乾いてきて、コンディションはどんどんよくなった。天気予報はずっと気になって見ていたんですが、コロコロ変わって読めないので、どっちでも走れる用意をしていました。タイヤチョイスは間違っていなかったと思います。ヒート1は前=ソフト、後=ミディアムソフト。ヒート2は前=ハード、後=ミディアム。午後は走行ラインが乾いて硬くなってきたので、フロントを思いきり変えてみました。あと、コースが短いと周回数が多くなるので、ギャップができるのが早かったですね。
 スーパークロスは怖いし、ジャンプが得意じゃないのであんまり…。アメリカには何度も行ってますが、練習に行くのはアウトドアばっかりで、カワサキのスーパークロスコースは一度も走ったことがないんです。行けばプロサーキットのライダーたちが走っているんですが、ジャンプに合わせるのが難しいので一緒に走る気にはなれません。
 神戸大会のコースはスーパークロス的と言われていましたが、特別なSXセッティングはしていません。コーナーがくねくねしているので、低速を重視したエンジン特性にした程度です。ジャンプもフープスもきつくないので、サスセッティングはそのままでした。ジャンプは簡単でしたが、全体的に抜きにくくて難易度は高かった。今後はリズムセクションなど、飛び方で差が付くレイアウトを採用してみるのもいいと思います。

  • #822 三原 拓也
  • #822 三原 拓也

リザルト

IA1 Race1

Pos. No. Rider Machine
1 2 小方 誠 Honda CRF450RW
2 44 小島庸平 Suzuki RM-Z450WS
3 16 田中教世 Yamaha YZ450F
4 822 三原拓也 Kawasaki KX450F-SR
5 331 新井宏彰 Kawasaki KX450F-SR
6 8 深谷広一 Honda CRF450R
7 1 成田 亮 Honda CRF450RW
8 4 熱田孝高 Suzuki RM-Z450WS
9 13 北居良樹 KTM 450SX-F
10 15 星野 裕 KTM 450SX-F
11 500 安原 志 Yamaha YZ450FM
12 7 星野優位 Honda CRF450R
13 10 伊藤正憲 Yamaha YZ450F
14 12 鈴木正明 Suzuki RM-Z450
15 11 池谷優太 Suzuki RM-Z450
16 17 髙原佳紀 Suzuki RM-Z450
17 19 小林雅裕 Honda CRF450R
18 21 中村泰介 Yamaha YZ450F

IA1 Race2

Pos. No. Rider Machine
1 44 小島庸平 Suzuki RM-Z450WS
2 2 小方 誠 Honda CRF450RW
3 7 星野優位 Honda CRF450R
4 331 新井宏彰 Kawasaki KX450F-SR
5 4 熱田孝高 Suzuki RM-Z450WS
6 1 成田 亮 Honda CRF450RW
7 822 三原拓也 Kawasaki KX450F-SR
8 15 星野 裕 KTM 450SX-F
9 16 田中教世 Yamaha YZ450F
10 8 深谷広一 Honda CRF450R
11 500 安原 志 Yamaha YZ450FM
12 13 北居良樹 KTM 450SX-F
13 11 池谷優太 Suzuki RM-Z450
14 10 伊藤正憲 Yamaha YZ450F
15 19 小林雅裕 Honda CRF450R
16 21 中村泰介 Yamaha YZ450F
17 17 髙原佳紀 Suzuki RM-Z450
18 12 鈴木正明 Suzuki RM-Z450

IA2 Race1

Pos. No. Rider Machine
1 317 富田俊樹 Honda CRF250RW
2 31 竹中純矢 Suzuki RM-Z250WS
3 34 岡野 聖 Yamaha YZ250F
4 32 能塚智寛 Kawasaki KX250F
5 36 大塚豪太 Honda CRF250R
6 113 田中雅己 Honda CRF250R
7 952 石浦 諒 Suzuki RM-Z250
8 43 渡辺祐介 Yamaha YZ250FM
9 52 北原岳哲 Kawasaki KX250F
10 02 馬場亮太 Honda CRF250R
11 03 小林秀真 Kawasaki KX250F
12 49 池本凌汰 Suzuki RM-Z250
13 46 横澤拓夢 Honda CRF250R
14 42 馬場大貴 Honda CRF250R
15 41 斉藤 嵩 Suzuki RM-Z250
16 51 近藤祐介 Honda CRF250R
17 45 迫田勇馬 Kawasaki KX250F
18 01 古賀太基 Honda CRF250R
19 05 内田篤基 Suzuki RM-Z250
20 50 道脇右京 Honda CRF250R

IA2 Race2

Pos. No. Rider Machine
1 317 富田俊樹 Honda CRF250RW
2 31 竹中純矢 Suzuki RM-Z250WS
3 32 能塚智寛 Kawasaki KX250F
4 42 馬場大貴 Honda CRF250R
5 113 田中雅己 Honda CRF250R
6 34 岡野 聖 Yamaha YZ250F
7 52 北原岳哲 Kawasaki KX250F
8 45 迫田勇馬 Kawasaki KX250F
9 01 古賀太基 Honda CRF250R
10 02 馬場亮太 Honda CRF250R
11 50 道脇右京 Honda CRF250R
12 41 斉藤 嵩 Suzuki RM-Z250
13 03 小林秀真 Kawasaki KX250F
14 05 内田篤基 Suzuki RM-Z250
15 43 渡辺祐介 Yamaha YZ250FM
16 46 横澤拓夢 Honda CRF250R
17 51 近藤祐介 Honda CRF250R
18 04 高輪喜樹 Honda CRF250R
19 012 田畑 廉 Suzuki RM-Z250
20 60 渡辺 涼太 Kawasaki KX250F

2015年 全日本モトクロス選手権 ポイントランキング

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