2015 All Japan Motocross Championship

  • ■ 2015年 全日本モトクロス選手権 第3戦 中国大会
  • ■ IA1
  • ■ 開催日:2015年5月17日(日)
  • ■ 会場名:世羅グリーンパーク弘楽園

新井宏彰が4位/3位、三原拓也が6位/4位
ヒート2では新井が最後尾からポディアムへ!

#331 新井 宏彰

レポート

新井宏彰の第3戦(IA1/4位/3位)

 オフビレ(第2戦川越)でピンピンを決めた直後のグリーンパーク弘楽園(第3戦広島)なので、いい流れをキープしたかったんですが、ちょっと残念な結果になってしまいました。ピンピンは簡単なことではありませんが、やはり期待されているし自分でも目指しているわけですから…。総合3位(4位/3位)といっても、悔しい気持ちの方が強いです。
 ヒート1はスタートが悪くて、8~9番手あたりから追いかけたんですが、途中で前のライダーのペースにはまったりして、あまり良くないレース展開でしたね。スタート位置はバーの前後が平らなところを選んで、少しアウト寄りにしました。もう少しでホールショットでしたが、ちょっとアウトに膨らんでしまったんです。ブレーキングポイントが撒水でツルツルしていたので思い切りが悪くなり、その隙にインから抜かれてしまいました。15分を過ぎた頃には、小方選手、熱田選手、小島選手に次ぐ4位まで挽回したんですが、あと少しのところで表彰台を逃しました。路面もかなり荒れていて、パッシングポイントが意外と少なかったと思います。
 ヒート1では少しトラクション不足を感じたので、リアサスのセッティングをソフトに戻しました。事前テストでは今回の弘楽園や次の菅生などアップダウンの多いコースに備えて、前後サスペンションを少し硬めにしてあったんです。HSR九州(開幕戦)やオフビレは比較的フラットなので、トラクションを重視したソフト目の足周りでした。もちろんHSRにもオフビレにもジャンプはありますが、着地に傾斜があったりして割合やさしい。弘楽園はフラットな着地が多いし、下りのブレーキングでもサスが入りすぎないようにセッティングを硬くする必要がありました。地形に合わせたピッチングのコントロールは、弘楽園だけでなく菅生にも有効です。
 そうして迎えたヒート2でしたが、1周目の10番ポストで転倒してしまいました。インベタを押さえたんですが、そのイン側に成田選手が入ってきて、ワダチの取り合いに負けました。エンジンが止まったので最後尾から出直すことになり、そこからはもう無心の追い上げでしたね。後半になって5~6番手を走っているときにベストラップが出たそうですが、レースはラップタイムじゃなくて順位とポイントなので、追い上げが凄かったと言われても何にもなりません。
 結果が3位だから悪くはないかもしれませんが、自分としては残念ですね。スタート出れたのにもったいないことをした。例年なら広島で2戦あるのに今年はこの1戦だけだったので、何としても勝ちたかったし勝つつもりで準備してきました。でも、もう切りかえます。次回の菅生は熱田選手や成田選手の地元なので、逆にアウェイで勝ってやりましょう。過去にも似たケースがありました。あれは2012年、成田選手が開幕から全勝していて、広島でもピンピンを取られたんですが、菅生のヒート2で僕が勝って連勝を止めたんです。
 今大会はリッキー・カーマイケルが初来日してデモ走行をするということでしたが、ちょうど昼休みにコースを下見しているときだったので、走りを見ることができました。1周目から裏の方では開けてたし、2周目からラムソンジャンプを飛ぶし、凄かったですね。ラップタイムを測った人が言うには、軽く流しているように見えても1分41秒だったそうなんですが、本当ですか! 僕らのベストが42~43秒なんですけど、本当だったらヤバイですね。

  • #331 新井 宏彰
  • #331 新井 宏彰

三原拓也の第3戦(IA1/6位/4位)

 弘楽園での練習は、事前テストが1回あり、その他に自分でも1回来ました。日帰りでヒート練習を3本やった程度でしたが…。コースレイアウトが変更されて、フープスだったところがリズムセクションになったので、そこの確認だけでもしておきたかったんです。フープスに対して未練はありません。むしろ雰囲気が変わったので楽しい。リズムセクションはインとアウトで飛び方も違うし、インだと1個目がなくて、テーブルから単品まで飛んで、その後にダブル。アウトだと手前に単品があって、そこからテーブルの上に乗ったり、一気にテーブルを飛び越したり…という感じです。
 コース練習以外のトレーニングとしては、最近はロードバイクにハマっています。パーク神戸の能塚智寛を誘って、1日50キロぐらい走っています。行き先は明石から三木方面。カーディオと下半身の強化が目的なので、アップダウンが多いところがいいですね。僕がぶっちぎって、能塚を迎えに戻ったりしています。シーズンオフは筋力トレーニングをやりましたが、開幕してからはどちらかというと体力維持がメインですね。
 事前テストでは大きなセッティング変更はしませんが、弘楽園は開幕1~2戦と比べると路面が硬いので、エンジン特性をトラクションを重視する方向でマッピングを微調整してもらいました。オフビレはグリップが良かったので、割とレスポンスよく吹ける特性。菅生もグリップは悪くないので、広島だけのカチパン対策ですね。低速からマイルドに滑らないように回転が上がって、でもピークパワーはそのまま出ているという感じです。
 今日のレースは、ヒート1ではスタートでアウト寄りに押されて遅れぎみだったんですが、その後に他車と接触して転倒してしまいました。そこから追い上げての6位だったんですが、前戦の1-2フィニッシュと比べると地味でしたね。レース中に感じたのは、練習で走った時とは違って路面が荒れていたこと。いつもはもっと硬くて真っ平らなのに、ラムソンジャンプの先や世羅の下りなどがギャップだらけだったので、とても疲れました。コースを掘り起こすと、カチパンに慣れている自分のアドバンテージがなくなる。でも、みんなにとってはイコールコンディションなので、仕方がないですね。
 ヒート2のスタートはみんながアウトにいたので、少しイン寄りにグリッドを変えたら、するすると抜けたんです。タイヤは土日を通じてハード用を使いましたが、1コーナーまでのザクザクした路面でもトラクション良く前に進みました。オープニングの途中までトップだったんですが、小方選手が調子よくてすぐに抜かれました。それから成田選手にも先行されましたが、ラインが良かったので真似してトレースして、隙を見て抜いたり抜き返されたりしていました。さすがに表彰台圏内にいると一息つける余裕もなく、すぐに熱田選手や新井君が迫ってきたのできつかったです。やっぱり後半に強い人は違います。
 新しいリズムセクションのラインは、ヒート1はアウト、ヒート2ではインに変えました。手前のコーナーが荒れてスピードが乗らなくなったので、アウトを回ってもジャンプを飛びにくくなったからです。僕はスピードを落とさずにバンクを走るのが得意ですが、インがだめというわけじゃありません。何事も臨機応変ですね。
 結局、小方選手、熱田選手、新井君が表彰台に上がり、僕は成田選手のラストスパートを振り切っての4位でした。前戦のオフビレで初めて2位に入賞して以来、そろそろ1位が見えてきたような気がします。今度の1-2フィニッシュは、僕が新井君の前で…そうなったらいいなぁ。

  • #822 三原 拓也
  • #822 三原 拓也

リザルト

IA1 Race1

Pos. No. Rider Machine
1 2 小方 誠 Honda CRF450RW
2 4 熱田孝高 Suzuki RM-Z450WS
3 44 小島庸平 Suzuki RM-Z450WS
4 331 新井宏彰 Kawasaki KX450F-SR
5 1 成田 亮 Honda CRF450RW
6 822 三原拓也 Kawasaki KX450F-SR
7 15 星野 裕 KTM 450SX-F
8 16 田中教世 Yamaha YZ450F
9 10 伊藤正憲 Yamaha YZ450F
10 500 安原 志 Yamaha YZ450FC
11 13 北居良樹 KTM 450SX-F
12 12 鈴木正明 Suzuki RM-Z450
13 11 池谷優太 Suzuki RM-Z450
14 7 星野優位 Honda CRF450R
15 22 白石翔也 Yamaha YZ450F
16 21 中村泰介 Yamaha YZ450F
17 19 小林雅裕 Honda CRF450R

IA1 Race2

Pos. No. Rider Machine
1 2 小方 誠 Honda CRF450RW
2 4 熱田孝高 Suzuki RM-Z450WS
3 331 新井宏彰 Kawasaki KX450F-SR
4 822 三原拓也 Kawasaki KX450F-SR
5 1 成田 亮 Honda CRF450RW
6 44 小島庸平 Suzuki RM-Z450WS
7 7 星野優位 Honda CRF450R
8 16 田中教世 Yamaha YZ450F
9 500 安原 志 Yamaha YZ450FC
10 15 星野 裕 KTM 450SX-F
11 10 伊藤正憲 Yamaha YZ450F
12 13 北居良樹 KTM 450SX-F
13 11 池谷優太 Suzuki RM-Z450
14 12 鈴木正明 Suzuki RM-Z450
15 22 白石翔也 Yamaha YZ450F
16 21 中村泰介 Yamaha YZ450F
17 19 小林雅裕 Honda CRF450R

IA2 Race1

Pos. No. Rider Machine
1 31 竹中純矢 Suzuki RM-Z250WS
2 317 富田俊樹 Honda CRF250RW
3 32 能塚智寛 Kawasaki KX250F
4 34 岡野 聖 Yamaha YZ250F
5 113 田中雅己 Honda CRF250R
6 43 渡辺祐介 Yamaha YZ250FM
7 39 サンタナ ルカス ケンジ Suzuki RM-Z250
8 52 北原岳哲 Kawasaki KX250F
9 42 馬場大貴 Honda CRF250R
10 53 植田翔太 Kawasaki KX250F
11 36 大塚豪太 Honda CRF250R
12 50 道脇右京 Honda CRF250R
13 55 稲垣達樹 Suzuki RM-Z250
14 952 石浦 諒 Suzuki RM-Z250
15 05 内田篤基 Suzuki RM-Z250
16 03 小林秀真 Kawasaki KX250F
17 46 横澤拓夢 Honda CRF250R
18 41 斉藤 嵩 Suzuki RM-Z250
19 04 高輪喜樹 Honda CRF250R
20 45 迫田勇馬 Kawasaki KX250F

IA2 Race2

Pos. No. Rider Machine
1 317 富田俊樹 Honda CRF250RW
2 32 能塚智寛 Kawasaki KX250F
3 113 田中雅己 Honda CRF250R
4 31 竹中純矢 Suzuki RM-Z250WS
5 43 渡辺祐介 Yamaha YZ250FM
6 39 サンタナ ルカス ケンジ Suzuki RM-Z250
7 49 池本凌汰 Suzuki RM-Z250
8 34 岡野 聖 Yamaha YZ250F
9 55 稲垣達樹 Suzuki RM-Z250
10 50 道脇右京 Honda CRF250R
11 52 北原岳哲 Kawasaki KX250F
12 952 石浦 諒 Suzuki RM-Z250
13 46 横澤拓夢 Honda CRF250R
14 36 大塚豪太 Honda CRF250R
15 42 馬場大貴 Honda CRF250R
16 03 小林秀真 Kawasaki KX250F
17 48 鎌倉大樹 Yamaha YZ250F
18 45 迫田勇馬 Kawasaki KX250F
19 41 斉藤 嵩 Suzuki RM-Z250
20 06 髙原秋斗 Suzuki RM-Z250

2015年 全日本モトクロス選手権 ポイントランキング

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