2015 All Japan Motocross Championship

  • ■ 2015年 全日本モトクロス選手権 第1戦 九州大会
  • ■ IA1
  • ■ 開催日:2015年4月5日(日)
  • ■ 会場名:HSR九州

雷雨でマディになりショートカットされた開幕戦
新井宏彰がヒート1で6位入賞

#331 新井 宏彰

レポート

新井宏彰の開幕戦(IA1/6位/11位)

 不甲斐ないレースになってしまいました。明け方の雷雨のおかげでマディになったこともありますが、最近はなんだかHSR九州と相性が良くないみたいで、去年のリザルト(10位/8位)と似たり寄ったりでした。
 ヒート1はスタートで出遅れました。スタートそのものは悪くなかったんですが、イン側のライダーと並んで1コーナーに進入する時、押されてアウトにふくらむ感じで先行を許してしまいました。バイク1台分でも前に出ていればアウト側からでも行けるんですが、横並びではインが有利ですね。
 トップグループには成田選手、小方選手、小島選手、熱田選手…がいて、僕はその後ろの集団に埋もれて1周目6~7番手でした。そこから追い上げも利かず、逆に離されてしまったのでずっと単独走行でした。バトルもなくただ淡々と走っていた感じ。トップ争いができたら前のライダーのラインを観察したり、いろいろとできたはずですが、何も起こらないままの6位でした。プラクティスや予選では、結構乗れていた感触があったので、ちょっと納得のいかない結果でした。
 ヒート2は序盤からエンジンが吹けない感じだったので、とにかく完走しないといけないと気持ちを切り替え、様子を見ながら走りました。ジャンプも飛べなかったし、不本意ですが割り切りました。マディだったから25分プラス1周にショートカットされましたが、もし30分プラス1周だったら完走できなかったかもしれない。そう考えることにします。
 今年はマシンがフルモデルチェンジされましたが、結構いい感じです。エンジンも車体もオールニューなんですが、シートやタンク周りがスリムで重量も軽く、倒し込みがしやすいシャープなマシンです。もちろん三原車とはエンジン特性などに違いがあり、僕の方が高回転型になっています。仕上がりは順調ですが、各部のセッティングを詰めながらの参戦になりそうです。
 今年の変更点としては、友則(中村)君にアドバイザーになってもらったことが大きいですね。個人契約です。去年もレースに帯同してくれていたんですが、会社との契約だったので、チーム全体を見るアドバイザーだったんです。それが去年で区切りがついたので、今年からは僕の専属になってもらいました。
 友則君とは神戸に来て以来の長い付き合いだし、僕の長所も短所も知り尽くしているんです。去年の最終戦の後、お互いに本音をぶつけ合って話をしたんですが、言われたことがドンピシャだったので、個人的なアドバイザーになって欲しいとお願いしました。ズバッと言ってくれるのがうれしいんですが、それができる人はなかなかいないものなんです。
 あまり詳しいことは明かしたくないんですが、大まかに言うと淡々と走るタイプの僕には、友則君のような一発をかます瞬発力が欠けているので、その辺で力になってもらえたらいいなという感じです。彼には開発能力もあるから、バイクの作り方も知っている。だからセッティングの面でも期待しています。積極的なアドバイスを受けるようなってから、レースの取り組み方が変わりました。体調はいいし、あとは結果を出すだけです。

  • #331 新井 宏彰
  • #331 新井 宏彰

三原拓也の開幕戦(IA1/12位/DNF)

 ヒート1はスタートで出遅れて、何番ぐらいでしたか…12~13番ぐらいだっと思います。ゲートのポジションは真ん中あたりだったんですが、飛び出す時から遅れて両側から挟まれ、先行されてしまいました。1コーナーではインに入って、スタートが良かったライダーの後ろについて回りました。
 その後、2周目に転倒しました。テーブルを2個飛んでから、右に下った先の右コーナーがかなり深いマディになっていて、そこにズボッと入ってしまったんです。金曜からずっと雨が降っていたせいか、水はけがいいはずのサンドでもすごい状況になっていました。比較的安全な走行ラインがかなり荒れていたので避けたら、深いぬかるみに入って切れ込んでしまったんです。そこから再スタート後もあまりペースが上がらず、後ろの方を走っている時は誰もいなくて、ほぼ単独走行…。12位なんて全然よくないですね。
 ヒート2はスタートが上手くいって、3番目ぐらいでした。久々にゲートのタイミングが決まった感じでした。ところが、1コーナーの先に連続のテーブルトップがあるんですけど、そこで前にいた小島庸平選手と田中教世選手が、当たったか何かでふらついたんです。それを見てラインを変えて飛んだら微妙なとこに向かって、着地の瞬間にバランス崩して転倒してしまいました。
 それから走り出してすぐ2度目の転倒をした時に、クラッチレバーが根元から折れてしまって…。復帰するのにものすごく時間がかかって、もう完全にビリになりました。どうやって戻ったかと言うと、ニュートラルでエンジンかけて、高めの回転でクラッチなしでローに入れて走り出したんです。路面がマディだったので、ウイリーもせずに発進できました。ピットインしてレバー交換してから復帰しましたが、あぁ不運だなぁ…と思いながら走っていました。結果は周回数不足の順位なしでした。
 新井君が友則君と契約したように、僕も今年から沼田(誠司)さんにアドバイザーをお願いすることになりました。沼田さんは去年限りで全日本フル参戦を卒業して、今年からはライダーの面倒を見たいという話を聞いたので、だったら僕のことをお願いしたいと相談したんです。カワサキのライダーに限らず、北海道出身の池本凌汰選手なども手伝いたいと思っていたそうです。
 沼田さんにはライン取りのアドバイスや、バイクの挙動を観察してもらってセッティングに反映したり、あとは精神面で支えてもらっています。言われたのは「ナリさんぐらい強気になれ。やさしくてぶつけたりしないのはいいけど、ぶつけてケンカになってもいいぐらいの気持ちで行け。ケンカならオレが出てってやるからさ」って…。本当に頼りになります。
 今年はマシンが新型になりましたが、テストに専念するために冬の間はずっと国内にいました。前のマシンは450なりの大きさや重さがありましたが、ニューマシンは軽くてコンパクトになったので、僕には新型の方が合っています。セッティングは割と簡単に決まって、あとはひたすら慣れるための乗り込みをしてきました。
 もう一つの変更点は、タイヤがダンロップになったことです。会社からの提案で、これからはブリヂストンと両方使いたいということで、新井君がブリヂストン、僕がダンロップということに決まりました。全種類のタイヤを比較テストした結果、ダンロップはコントロールしやすくて好印象でした。ハード用タイヤだけは冬にハードパックのコースがなかったんですけど、それ以外はテストして気に入りました。細かい要求はいろいろ出てくると思いますが、これから少しずつ対応してもらいながら詰めていきたいと思います。
 今日のタイヤはマディ用ではなく、ソフト用を履きました。マディの底がかなり硬いのと、みんなが走るラインは乾いてきていたので…。転倒とクラッチレバー破損以外は、楽しく走れたし、ライディングそのものには満足しています。

  • #822 三原 拓也
  • #822 三原 拓也

リザルト

IA1 Race1

Pos. No. Rider Machine
1 1 成田 亮 Honda CRF450RW
2 4 熱田孝高 Suzuki RM-Z450WS
3 2 小方 誠 Honda CRF450RW
4 44 小島庸平 Suzuki RM-Z450WS
5 500 安原 志 Yamaha YZ450FM
6 331 新井宏彰 Kawasaki KX450F-SR
7 15 星野 裕 KTM 450SX-F
8 11 池谷優太 Suzuki RM-Z450
9 16 田中教世 Yamaha YZ450F
10 10 伊藤正憲 Yamaha YZ450F
11 13 北居良樹 KTM 450SX-F
12 822 三原拓也 Kawasaki KX450F-SR
13 12 鈴木正明 Suzuki RM-Z450
14 19 小林雅裕 Honda CRF450R
15 17 髙原佳紀 Suzuki RM-Z450
16 7 星野優位 Honda CRF450R
17 21 中村泰介 Yamaha YZ450F
18 26 髙本 直 Yamaha YZ450F

IA1 Race2

Pos. No. Rider Machine
1 1 成田 亮 Honda CRF450RW
2 44 小島庸平 Suzuki RM-Z450WS
3 16 田中教世 Yamaha YZ450F
4 2 小方 誠 Honda CRF450RW
5 4 熱田孝高 Suzuki RM-Z450WS
6 15 星野 裕 KTM 450SX-F
7 13 北居良樹 KTM 450SX-F
8 10 伊藤正憲 Yamaha YZ450F
9 500 安原 志 Yamaha YZ450FM
10 7 星野優位 Honda CRF450R
11 331 新井宏彰 Kawasaki KX450F-SR
12 12 鈴木正明 Suzuki RM-Z450
13 11 池谷優太 Suzuki RM-Z450
14 17 髙原佳紀 Suzuki RM-Z450
15 19 小林雅裕 Honda CRF450R
16 21 中村泰介 Yamaha YZ450F
17 26 髙本 直 Yamaha YZ450F

IA2 Race1

Pos. No. Rider Machine
1 31 竹中純矢 Suzuki RM-Z250WS
2 43 渡辺祐介 Yamaha YZ250F
3 317 富田俊樹 Honda CRF250RW
4 34 岡野 聖 Yamaha YZ250F
5 49 池本凌汰 Suzuki RM-Z250
6 32 能塚智寛 Kawasaki KX250F
7 113 田中雅己 Honda CRF250R
8 57 佐々木孝多 Honda CRF250R
9 36 大塚豪太 Honda CRF250R
10 55 稲垣達樹 Suzuki RM-Z250
11 01 古賀太基 Honda CRF250R
12 03 小林秀真 Kawasaki KX250F
13 952 石浦 諒 Suzuki RM-Z250
14 41 斉藤 嵩 Suzuki RM-Z250
15 52 北原岳哲 Kawasaki KX250F
16 02 馬場亮太 Honda CRF250R
17 51 近藤祐介 Honda CRF250R
18 48 鎌倉大樹 Yamaha YZ250F
19 45 迫田勇馬 Kawasaki KX250F
20 46 横澤拓夢 Honda CRF250R

IA2 Race2

Pos. No. Rider Machine
1 317 富田俊樹 Honda CRF250RW
2 113 田中雅己 Honda CRF250R
3 31 竹中純矢 Suzuki RM-Z250WS
4 36 大塚豪太 Honda CRF250R
5 49 池本凌汰 Suzuki RM-Z250
6 34 岡野 聖 Yamaha YZ250F
7 952 石浦 諒 Suzuki RM-Z250
8 02 馬場亮太 Honda CRF250R
9 55 稲垣達樹 Suzuki RM-Z250
10 32 能塚智寛 Kawasaki KX250F
11 46 横澤拓夢 Honda CRF250R
12 41 斉藤 嵩 Suzuki RM-Z250
13 53 植田翔太 Kawasaki KX250F
14 48 鎌倉大樹 Yamaha YZ250F
15 45 迫田勇馬 Kawasaki KX250F
16 52 北原岳哲 Kawasaki KX250F
17 50 道脇右京 Honda CRF250R
18 03 小林秀真 Kawasaki KX250F
19 01 古賀太基 Honda CRF250R
20 06 髙原秋斗 Suzuki RM-Z250

2015年 全日本モトクロス選手権 ポイントランキング

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