2013 All Japan Motocross Championship

  • ■ 2013年 全日本モトクロス選手権 第1戦 九州大会
  • ■ IA1 / IA2
  • ■ 開催日:2013年4月7日(日)
  • ■ 会場名:HSR九州

三原拓也のIA1初レースは8位、第2ヒートでは6位入賞を果たす。新井宏彰は怪我のため開幕戦を欠場。
IA2では井上眞一が第1ヒート2位、第2ヒートでは竹中純矢がクラス初優勝をマーク!!

#822 三原 拓也

 MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ第1戦 九州大会は、熊本県菊池郡大津町のHSR九州で開催された。例年より早い春の訪れを迎えた九州地方だが、大会期間中は急速に発達した低気圧の影響で大荒れとなり、土曜日の強風と雨でコースは完全なマディコンディションと化す。決勝が行われた日曜日は真冬並みに気温が下がったものの天候は持ち直し懸命なメインテナンスが施されたが、午前中はマディ、午後はコースのほぼ全域に深いワダチが刻まれるタフなコンディションでのレースとなった。それでもシーズン開幕戦とあって、地元九州のファンを中心に、公式発表で5300名の観客がレースを楽しんだ。今シーズンのカワサキレーシングチームは、昨年までIA2クラスに参戦してきた三原拓也がIA1クラスにスイッチ。新井宏彰と共にワークスマシンKX450F-SRで最高峰クラスでのタイトル獲得を目指す。ただし新井は開幕前の練習中に負傷し今大会を欠場することとなった。

レポート

IA1予選
 出走23台によるグリッド決め予選。IA1クラスでの初レースに臨んだ三原は得意のスタートダッシュを決めるとオープニングラップを3番手でクリア。このクラスでは最年少となる三原だが、先輩ライダーを相手に堂々たる走りを披露し3位でフィニッシュ。決勝スタートの3番グリッドを獲得した。

IA1決勝第1ヒート
 ヘヴィマディのコンディションで行われた第1ヒート。三原は得意のスタートが決まらず中段の混戦に飲み込まれて1コーナーをターン。1周目9番でコントロールラインを通過した三原は、中盤の激しい攻防の中、荒れた路面でミスをしないように慎重に周回を重ね9番手のポジションをキープ。レースの折返点となった8週目、先行するライダーのミスでひとつ順位を上げた三原は、後半も確実にこのポジションをキープしてフィニッシュ。IA1クラス初戦で8位のリザルトをマークした。

IA1決勝第2ヒート
 昼のインターバルにコースの補修が行われ、表面の泥を可能な限りコースサイドに寄せて行われた第2ヒート。このヒートもスタートが決まらず混戦に飲み込まれた三原は、オープニングラップを8番手でクリア。2周目北居良樹(KTM)をパスしてひとつポジションを上げた三原は、4周目に増田一将(ホンダ)を捉え隙を見てパスするが、直後に後方からの強引なアタックを受けて転倒。これで再び8番手に順位を落とした三原は、レース中盤にかけてリズムを取り戻すと後半ペースを上げ13周目には自己ベストタイムをマークして平田 優(ヤマハ)をパス。終盤7番手を走行していた三原は、終盤グリーンクラブ&パーク神戸RT所属の星野 裕の背後を捉えると一気に接近してラストラップに星野をパスし6位でフィニッシュした。

IA2
 IA2クラスでは、今シーズン再びこのクラスにスイッチしたK.R.T.所属の開発ライダー井上眞一が、得意とするマディコンディションでベテランらしい巧みなレースを見せ、第1ヒートで2011年の関東大会以来となる2位表彰台を獲得。井上は第2ヒートを4位とまとめ総合3位。またグリーンクラブピュアテックレーシング所属の竹中純矢が、第1ヒートは転倒からの鋭い追い上げで4位。第2ヒートは序盤に富田俊樹(ホンダ)をパスしてトップを躍り出るとそのままリードを広げてクラス初優勝を飾り総合2位の成績をマークした。

  • #822 三原 拓也
  • #16 井上 眞一
  • #39 竹中 純矢

三原拓也(8位/6位)のコメント

 「IA1クラスへの初めてのチャレンジ、クラス最年少とは言え、出場する以上はもちろん勝つことが目標だしそのつもりで準備を進めてきました。でも、さすがにこんなコンディションは練習やテストではあり得ないし、自分の走りはさせてもらえませんでしたね。でも予選は3位でフィニッシュ出来たし、ヒート2では転倒後もリズムを持ち直すことが出来たので収穫はあったし、手応えも感じています。次も最高峰クラスでのレースを楽しみながら前を狙っていきます。トップグループをかき回したいですね。」

田澤監督のコメント

 「新井は開幕前の練習で怪我をしてしまい、今回は欠場となりました。結果一人でIA1のレースに挑むことになった三原は、難しいコンディションで緊張もあったのだと思います。ヒート1はさすがに固くなっていましたね。ヒート2はリズムを掴んだ直後当てられて転倒してしまったのが残念。でも再スタート後はすぐに建て直してしっかりとレースが出来たので、自信にもなったでしょうし内容は良かったと思います。まずはトップ争いに加わりたいし、マシンも仕上がっているので次は表彰台を狙わせます。」

  • #822 三原 拓也

リザルト

IA1 Race1

Pos. No. Rider Machine
1 1 成田 亮 Honda CRF450
2 3 平田 優 Yamaha YZ450FM
3 5 熱田孝高 Suzuki RM-Z450WS
4 6 小方 誠 Honda CRF450R
5 4 小島庸平 Suzuki RM-Z450WS
6 166 星野優位 Honda CRF450R
7 11 北居良樹 KTM 450SX-F
8 822 三原拓也 Kawasaki KX450F-SR
9 8 深谷広一 Honda CRF450R
10 13 田中教世 Yamaha YZ450FM
11 7 星野 裕 Kawasaki KX450F
12 911 斉藤 嵩 Suzuki RM-Z450
13 318 沼田誠司 Kawasaki KX450F
14 18 尾崎友哉 Yamaha YZ450F
15 793 池谷優太 Suzuki RM-Z450
16 408 増田一将 Honda CRF450R
17 24 鈴木正明 Suzuki RM-Z450
18 29 谷本功志 Honda CRF450R
19 53 鎌倉大樹 Yamaha YZ450F
20 73 髙原佳紀 Suzuki RM-Z450

IA1 Race2

Pos. No. Rider Machine
1 1 成田 亮 Honda CRF450
2 13 田中教世 Yamaha YZ450FM
3 4 小島庸平 Suzuki RM-Z450WS
4 6 小方 誠 Honda CRF450R
5 11 北居良樹 KTM 450SX-F
6 822 三原拓也 Kawasaki KX450F-SR
7 7 星野 裕 Kawasaki KX450F
8 3 平田 優 Yamaha YZ450FM
9 166 星野優位 Honda CRF450R
10 408 増田一将 Honda CRF450R
11 8 深谷広一 Honda CRF450R
12 793 池谷優太 Suzuki RM-Z450
13 18 尾崎友哉 Yamaha YZ450F
14 5 熱田孝高 Suzuki RM-Z450WS
15 911 斉藤 嵩 Suzuki RM-Z450
16 24 鈴木正明 Suzuki RM-Z450
17 73 髙原佳紀 Suzuki RM-Z450
18 318 沼田誠司 Kawasaki KX450F
19 29 谷本功志 Honda CRF450R
20 33 中村泰介 Yamaha WR450F

2013年 全日本モトクロス選手権 ポイントランキング

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