2012 All Japan Motocross Championship

  • ■ 2012年 全日本モトクロス選手権 第4戦 SUGO大会
  • ■ IA1 / IA2
  • ■ 開催日:2012年5月27日(日)
  • ■ 会場名:スポーツランドSUGO

IA1新井宏彰が今季初&総合V!! IA2三原拓也は両ヒート3位。

#331 新井 宏彰

 全日本モトクロス選手権シリーズ第4戦 SUGO大会は、宮城県柴田郡村田町のスポーツランドSUGOで開催された。会場のスポーツランドSUGOはコースの全長、コース幅、付帯施設の全てに渡って国内で最も充実した規模を誇る本格コース。今大会に合わせ後半部分にロングフープスが新設された他、フィニッシュジャンプと1コーナーのレイアウトが変更となり、より難易度の高いコースに生まれ変わった。大会期間中は土日とも快晴となり日中は強い日差しが照りつけたが、入念な掘り返しや散水作業が施された結果、予選、決勝共にほぼベストのコンディションが保たれた。開幕から4戦連続好天に恵まれた大会には、主催者発表で3600人の観客が訪れバトルの多いレースを楽しんだ。今シーズンのカワサキレーシングチームは、昨年に引き続きIA1クラスに新井宏彰、IA2は三原拓也の布陣。新井はワークスマシンKX450F-SRで初のタイトルを、三原は同じくワークスマシンKX250F-SRで昨シーズン獲得したタイトル防衛を目指す。

レポート

IA1予選
 エントリー台数34台、出走32台となったIA1クラスは土曜日にA、B二組の予選が行われ、B組に出場した新井は1周目5番手からすぐに順位を上げ2位でフィニッシュ。3番グリッドを獲得し決勝レースに臨むこととなった。

IA1決勝第1ヒート
 新井はカワサキレーシングチームの開発ライダー井上眞一と共に好スタートを決め上位で1コーナーをターンすると、1周目のコントロールラインを3番手で通過。3周目、平田 優(ホンダ)をパスし2番手に順位を上げた新井は、6周目にこのヒートのベストラップを記録し、トップを走行する成田 亮(ホンダ)をピタリとマークしてチャンスを伺う。成田と新井のトップ争いは、3位以下を徐々に引離しながら周回を重ね、僅差のまま後半へと突入。レースが終盤を迎えた14周目、新井の前で成田がバランスを崩し転倒。その隙にトップに立った新井だが、すぐに再スタートした成田の追撃を受けた新井はトップを維持することが出来ず再び2番手に順位を落としてしまう。再逆転を狙って最後まで攻め続けた新井だが、トップにはあと一歩届かずコンマ9秒差の2位でフィニッシュした。

IA1決勝第2ヒート
打倒成田へ闘志を燃やす新井が鮮やかなホールショットを決めレースがスタート。1周目は新井、成田、熱田孝高(スズキ)の順でコントロールラインを通過。序盤、フィニッシュジャンプで一瞬体勢を崩し成田の接近を許した新井だったが、すぐに持ち直して成田を上回るタイムを連発すると、両者の差は一気に開き始める。中盤以降もハイペースで周回を重ねる新井に対し、2番手の成田は後半ペースが落ち始め、終盤その差は20秒近くまで拡大。快心のスタートからトップ争いのバトルを制して完全な独走態勢を築いた新井は、大量リードを保ったまま悠々と最後の1周を走り切ってトップでフィニッシュ。今季初優勝と今大会の総合優勝をマークし、開幕から続いた成田の連勝に終止符を打った。

IA2予選
 土曜日のIA2予選A組に出場した三原は、スタートでゲートに引っかかるというミスで大きく出遅れ、懸命に追い上げるも13位でフィニッシュ。25番手という不利なグリッドからの決勝進出を強いられる。

IA2決勝第1ヒート
 中央ややアウト寄りのグリッドからスタートした三原は、1コーナーで上位に食い込むことが出来ず中段後方からの追い上げを強いられる。オープニングラップを11番手でクリアした三原は、2周目9番手に順位を上げると、3周目にはさらに1台をパス。続く4周目、今度は一気に3台をパスした三原は、5周目に自らのベストタイムをマークして更に二つ順位を上げて3番手に浮上する。しかしこの時点でトップ2台とは大差がついており、最後まで攻め続けた三原だが単独3位でチェッカーを受けた。

IA2決勝第2ヒート
 このヒートもスタートで中段の混戦に巻き込まれた三原は、1周目のコントロールラインを9番手で通過。2周目に2台をパスした三原だが、序盤6番手のライダーをパスするのに4周を要したものの、5周目一気に2台をパスして5番手に浮上すると、6周目には山本 鯨(スズキ)をパスし4番手に浮上。後半3番手を走っていた富田俊樹(ホンダ)を抜いて3番手に順位を上げた三原だったが、追い上げはここまで。終盤単独走行となった三原はこのヒートも3位でフィニッシュ。予選のミスで苦戦を強いられた三原だが、懸命の追い上げの結果両ヒート3位表彰台登壇を果した。

  • #331 新井 宏彰
  • #1 三原 拓也
  • #1 三原 拓也

新井宏彰(2位/1位)のコメント

 「成田選手の連勝を絶対に止めるつもりでレースに臨みました。やっと勝てたというのが本音ですが、ライバルのホームで勝てたことは自信になるし、正直嬉しいです。ここからのレースが大事になると思うし、体力が要求される夏場のレースは自分に有利。次の北海道で連勝して波に乗りたいと思っています。」

三原拓也(3位/3位)のコメント

 「予選のスタートミスは、集中している時に隣のライダーが動いたみたいで、それに反応してしまったんです。決勝はグリッドが悪くて、両ヒートとも苦しいレースになってしまいました。もちろん結果が全てですが、落ち込んではいません。今回の結果でランキングトップを渡してしまいましたが、取り返すためには勝っていくしかない。次の北海道は初めてのコースだし、サンドは得意なんですごく楽しみです。」

田澤監督のコメント

 「三原は予選のスタートミスが大きかったですね。内容は悪くないが、苦戦を強いられても勝ちに行けるようにならなければいけない。今まではスタートに恵まれ過ぎたし、ライバルも速くなって来ているので、新たな課題が出来ました。新井は彼自身にとっても、チームにとっても非常にいい内容のレースが出来たと思います。今回のレースでバトルにも強さが加わった。ただしチャンピオンを獲るためには更に強くならなければならない。気を引き締めて、勝つためにチーム一丸となって取り組んでいきます。」

  • #331 新井 宏彰
  • #1 三原 拓也

リザルト

IA1 Race1

Pos. No. Rider Machine
1 1 成田 亮 Honda CRF450
2 331 新井宏彰 Kawasaki KX450F-SR
3 44 小島庸平 Suzuki RM-Z450WS
4 6 平田 優 Honda CRF450
5 5 田中教世 Yamaha YZ450F
6 2 熱田孝高 Suzuki RM-Z450WS
7 9 北居良樹 KTM 450SX-F
8 7 増田一将 Honda CRF450
9 123 星野 裕 Kawasaki KX450F
10 43 稲垣佳樹 Suzuki RM-Z450
11 40 小方 誠 Honda CRF450
12 411 中村友則 Kawasaki KX450F
13 54 尾崎友哉 Yamaha YZ450F
14 13 芹沢翔悟 Honda CRF450
15 122 アーノン・ザプリブ Honda CRF450R
16 49 井上眞一 Kawasaki KX450F
17 15 増田 篤 Suzuki RM-Z450
18 17 鈴木正明 Yamaha YZ450F
19 93 小林 雅裕 Honda CRF450R
20 16 片平竜英 Yamaha YZ450F

IA1 Race2

Pos. No. Rider Machine
1 331 新井宏彰 Kawasaki KX450F-SR
2 1 成田 亮 Honda CRF450
3 2 熱田孝高 Suzuki RM-Z450WS
4 44 小島庸平 Suzuki RM-Z450WS
5 43 稲垣佳樹 Suzuki RM-Z450
6 6 平田 優 Honda CRF450
7 5 田中教世 Yamaha YZ450F
8 40 小方 誠 Honda CRF450
9 123 星野 裕 Kawasaki KX450F
10 9 北居良樹 KTM 450SX-F
11 14 深谷広一 Honda CRF450R
12 52 島﨑大祐 Suzuki RM-Z450
13 15 増田 篤 Suzuki RM-Z450
14 49 井上眞一 Kawasaki KX450F
15 13 芹沢翔悟 Honda CRF450
16 54 尾崎友哉 Yamaha YZ450F
17 122 アーノン・ザプリブ Honda CRF450R
18 17 鈴木正明 Yamaha YZ450F
19 16 片平竜英 Yamaha YZ450F
20 615 須田 純 Kawasaki KX450F

IA2 Race1

Pos. No. Rider Machine
1 55 山本 鯨 Suzuki RM-Z250WS
2 166 星野優位 Honda CRF250
3 1 三原拓也 Kawasaki KX250F-SR
4 113 田中雅己 Honda CRF250R
5 50 富田俊樹 Honda CRF250
6 57 竹中純矢 Kawasaki KX250F
7 58 小川孝平 Honda CRF250R
8 61 岡野 聖 Suzuki RM-Z250
9 911 斉藤 嵩 Suzuki RM-Z250
10 48 池谷優太 Suzuki RM-Z250
11 60 上田康平 Suzuki RMZ250
12 151 黒澤良太 Honda CRF250
13 75 稲垣達樹 Suzuki RM-Z250
14 62 原田 翼 Yamaha YZ250F
15 68 馬場大貴 Honda CRF250
16 76 迫田勇馬 Kawasaki KX250F
17 03 道脇右京 Honda CRF250R
18 70 佐藤 亮 Honda CRF250
19 04 土橋 優 Yamaha YZ250F
20 74 鎌倉大樹 Yamaha YZ250F

IA2 Race2

Pos. No. Rider Machine
1 166 星野優位 Honda CRF250
2 113 田中雅己 Honda CRF250R
3 1 三原拓也 Kawasaki KX250F-SR
4 50 富田俊樹 Honda CRF250
5 55 山本 鯨 Suzuki RM-Z250WS
6 61 岡野 聖 Suzuki RM-Z250
7 911 斉藤 嵩 Suzuki RM-Z250
8 60 上田康平 Suzuki RMZ250
9 58 小川孝平 Honda CRF250R
10 151 黒澤良太 Honda CRF250
11 57 竹中純矢 Kawasaki KX250F
12 48 池谷優太 Suzuki RM-Z250
13 64 近藤祐介 Honda CRF250
14 59 安原 志 Yamaha YZ250F
15 76 迫田勇馬 Kawasaki KX250F
16 63 今野陽平 Kawasaki KX250F
17 03 道脇右京 Honda CRF250R
18 70 佐藤 亮 Honda CRF250
19 68 馬場大貴 Honda CRF250
20 74 鎌倉大樹 Yamaha YZ250F

2012年 全日本モトクロス選手権 ポイントランキング

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