2016 Asia Road Racing Championship

  • ■ 2018年 アジアロードレース選手権 第5戦 インドネシア大会
  • ■ スーパースポーツ 600cc / アジア・プロダクション 250cc
  • ■ 開催日:2018年10月14日(日)
  • ■ サーキット名:セントゥール・サーキット(3.965 km)

ユディスティラが連続表彰台 ファドリも3位

#33 H A Yudhistira

レポート

 開催直前に行われた補修の結果、かねてから粗い路面で知られたセントゥールサーキットにはさらにギャップが増え、困難なレースが予想された。しかし地元インドネシアのマニュアルテックKYTカワサキレーシングは順調に練習走行をこなし、SS600のユディスティラは予選2位を確保した。金曜の走行中に転倒を喫したアズランはやや伸び悩み予選6位。AP250のファドリは空力効果を改善したカウルを装着して大いに意気が上がったが、トラブルに阻まれ、予選5位となった。

 土曜のAP250第2レースでは序盤からファドリが先頭に飛び出して注目を集めるが、まもなくレザとアーウィンのホンダ勢に追いつかれ、中盤からは3位をめぐってラフィド(ヤマハ)およびムクラダ(ホンダ)とのバトルが続いた。最終ラップ、一気にフィニッシュラインになだれこんだ結果は、百分の一秒台の差でおしくも5位。
SS600第2レースはいきなりユディスティラがトップに躍り出てそのまま逃げ切るかに見えたが、終盤に入ってアンディ(ホンダ)が追いついて1位争いのバトルを展開。最後の第7コーナー、一瞬の隙をつかれて優勝を許してしまった。

 日曜の第2レースは各社の応援団がグランドスタンドに陣取り、声援がどよもす中行われた。AP250は第1レースと似たような序盤で始まったが、アストラホンダの3台が先頭グループを形成。ファドリは4位争いに没頭することになってしまった。しかし中盤で先頭グループの一角が転倒して脱落、これに乗じたファドリはラフィド(ヤマハ)とのバトルにせり勝ち、地元での表彰台を確保できた。
SS600の第2レースは前日とほぼ同じ展開で推移し、ユディスティラは2回目の2位表彰台にのぼることができた。

 アズランは路面のギャップに苦しみ第1レース8位、第2レース7位に終わったがランキングは依然2位。今回の連続2位でシリーズ優勝圏内に入ったユディスティラも含めて、タイでの最終戦が楽しみな展開となった。

H A Yudhistira:

 「第1レースでは初めてのホールショットがとれた。しかし終盤戦ではいくら頑張ってもホンダを振り切ることができず、つい集中力が切れて抜かれてしまった。
第2レースも同じようにいいスタートを切れたし、集中力も保てたけれど、やはり引き離された。
しかし地元で表彰台に上がれたのはうれしい。ぜひタイではシリーズ優勝獲得をめざす。 」

Azlan Shah Kamaruzaman:

 「第1レースは金曜の転倒があとをひいたせいか調子が出せず、高回転の伸びの不足とフロントのチャターにも苦しんだ。
第2レースではエンジンを交換し、サスペンションのセッティングも改善できたが、表彰台には及ばなかった。不甲斐ないレースで申し訳ない。ランキング2位は維持できているので、最終戦にむけ頑張りたい。 」

Andy Muhammad Fadly:

 「土曜はいいスタートができて、ホームコースでホールショットをとれたのはとてもうれしい。しかしストレートで離されるので、これを取り戻すのは楽ではない。
日曜はちょっとミスをしたけれど、ストレートの伸びがよくなったおかげか表彰台に上がれたことはとても良かった。 」

藤原コーチ:

 「アズランにとってセントゥールは得意なサーキットのはずなのですが、路面が年々悪くなっていくため、今回はサスペンションセッティングで苦労してしまいました。彼の本来持っている能力を最終戦ではきちんと引き出したいと思います。
ユディスは土曜は焦りで勝利を逃がしてしまった部分があったと思います。日曜は、成績こそ同じ2位でしたが、昨日より苦戦ぎみなのによく集中力を切らさず乗り切ってくれました。
これで両ライダーとも優勝圏内に入りました。どちらも勝ってほしいが、チームとしては最善の環境をととのえて、あとは本人たちに任せるしかありません。
ファドリは集中を切らさず、与えられた条件の中で最善の走りを見せてくれます。問題はあってもあきらめない根性はあきらかに去年に比べて大きな成長です。エンジンパワーは今後の課題ですが、彼の努力に報いるよう、カワサキとしてもしっかりやりたいと思います。 」

  • #33 H A Yudhistira
  • #25 Azlan Shah Kamaruzaman
  • #108 Andy Muhammad Fadly

リザルト

Race 1

Pos. No. Rider Machine
1 27 Andi Farid Izdihar Honda
2 33 Ahmad Yudhistira Kawasaki
3 21 Md Zaqhwan Zaidi Honda
4 16 Irfan Ardiansyah Honda
5 56 Ratthapong Wilairot Yamaha
6 23 羽田 太河 Honda
7 634 小山 知良 Honda
8 25 Azlan Shah Kamaruzaman Kawasaki
9 20 Azroy Hakeem Anuar Honda
10 88 栗原 佳祐 Honda
11 123 Passawit Thitivararak Honda
12 24 Decha Kraisart Yamaha
13 63 Muhammad Zulfahmi Khairudinn Kawasaki
14 37 Liam Taylor MacDonald Yamaha
15 80 Amirul Hafiq Azmi Yamaha
16 92 Md Muzakkir Mohamed Yamaha
17 86 Sheridan Morais Yamaha

Race 2

Pos. No. Rider Machine
1 27 Andi Farid Izdihar Honda
2 33 Ahmad Yudhistira Kawasaki
3 56 Ratthapong Wilairot Yamaha
4 21 Md Zaqhwan Zaidi Honda
5 16 Irfan Ardiansyah Honda
6 24 Decha Kraisart Yamaha
7 25 Azlan Shah Kamaruzaman Kawasaki
8 634 小山 知良 Honda
9 64 Keminth Kubo Yamaha
10 23 羽田 太河 Honda
11 32 Md Ramdan Rosli Yamaha
12 86 Sheridan Morais Yamaha
13 127 Kasma Daniel Kasmayudin Yamaha
14 63 Muhammad Zulfahmi Khairudinn Kawasaki
15 80 Amirul Hafiq Azmi Yamaha
16 92 Md Muzakkir Mohamed Yamaha
17 123 Passawit Thitivararak Honda
18 88 栗原 佳祐 Honda
19 20 Azroy Hakeem Anuar Honda

2018年 アジアロードレース選手権 ポイントランキング

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