2018 Asia Road Racing Championship

  • ■ 2018年 アジアロードレース選手権 第4戦 インド大会
  • ■ スーパースポーツ 600cc / アジア・プロダクション 250cc
  • ■ 開催日:2018年8月5日(日)
  • ■ サーキット名:マドラス・モーター・レース・トラック(3.717 km)

250でファドリがレース2でトップと接戦の末2位表彰台!
600ではレース2でアズラン5位、ユディスティラ9位に終わる。

#108 Andy Muhammad Fadly

レポート

ファドリ表彰台 全滅の第1レースを挽回

 AP250ではファドリが、問題はあったものの表彰台を得た。マドラスは新ニンジャにとって初めてのコースであり、データがない中セットアップは手際よく進められた。

 ファドリはフリープラクティスをトップ5に入る勢いで始めたが、予選では13位にとどまった。

 第1レースでは勢い余ってわずか5ラップで転倒を喫した。 しかしファドリはあきらめずに第2レースに臨んだ。ファドリは中ほどから順調に追い上げ、第7ラップでトップグループに入った。ここでファドリは新境地の走りを見せ、4台のヤマハ勢を向こうにまわしてバトルを展開。 最終ラップで転倒を避けようとして衝突しかかるというハプニングはあったものの、トップから0.1秒と離れていない22分00秒686で2位入賞を飾った。

Andy Muhammad Fadly:

 「この難しいコースでチームは一歩一歩セッティングを進めた。予選13位は実際のところ満足とはいえない。しかし、この難しいコースで新ニンジャ250を走らせるのは初めてなのだから、チームのみんなが一生懸命セッティングを詰めてくれたことにはありがとうと言いたい。せめてトップ5に入ってみんなの努力に報いたかった。そのつもりで少々のリスクは冒すつもりで行ったら、5ラップ目で転倒してしまった。でも先頭グループに入れる性能が出ているのはわかっていたから、レース2でももう一度トライした。その結果、今シーズン3度目の表彰台に上がれてうれしい。」

藤原コーチ:

 「このコースは経験がないも同然だが、ニューモデルになってエンジンの性能が上がり、それにつれてライダーの技量も向上した。路面の状態は予測がつかないので、ここでは手堅めに走るようにファドリには言ってあったが、17歳の若さでは、限界に挑戦したいというはやりを抑えられなかったのだろう。だがファドリのいいところは失敗からすぐ学ぶところだ。第2レースのグリッドにつくときには頭のなかに何をすべきか出来上がっていたはずで、またそのとおりに実行した。2位は彼のAP250のキャリアでは最高であり、1位入賞も遠くないことだろう。」

  • #25 Azlan Shah Kamaruzaman
  • #33 H A Yudhistira
  • #108 Andy Muhammad Fadly

SS600勢の奮闘

 マドラスはこれまで経験してきたような高速コースではないので、チームはセッティングに苦労した。

 予選の結果はアズランが7位、ユディスティラが11位とあまり思わしくないものだった。

 第1レースはコースの各所でにわか雨の降るトリッキーな状態で始まった。ユディスティラは果敢に挑むが、温まっていないタイヤと滑りやすい路面が災いし、最初のラップで転倒リタイアしてしまった。アズランも6ラップめでほぼ同じ経過をたどった。

 レース2では運命の女神がわずかに微笑んだ。アズランは全ラップにわたってむらのない走りを見せ、5位で完走。ユディスティラは9位だった。

Azlan Shah Kamaruzaman:

 「うまいセットアップを出そうと頑張ったのだが、それでもチェンナイは一番むずかしいコースだ。第1レースでは今しかないと思ってデチャを抜きにかかったのだが、攻めすぎてフロントがすべり、彼を巻き添えにして転倒してしまった。第2レースではあまり無理をせず、着実にポイントを得る作戦にした。」

H A Yudhistira:

 「第1レースはとても残念だった。先頭集団についていけるつもりだったからだ。なのに最初のラップで失敗してしまった。第2レースの天気はまったく違ったものになったので、第1レースの失敗を繰り返すまいと心に決めていた。このコースは抜ける場所がとても少なく、後半になってようやく抜ける状態になったのだが、その時点ではトップ10入りがやっとだった。」

藤原コーチ:

 「マドラスはカワサキの鬼門みたいなサーキットなので、ライダーにはコンサバめで行くように言っている。だがライダーの気持ちとしては勝ちたい勝ちたいが先に出るのは自然のことで、第1レースのなりゆきも、ある意味仕方のないことだ。まあ全体にみてチームはすばらしい仕事をしたと言える。10月のインドネシア戦が楽しみだ。」

リザルト

Race 1

Pos. No. Rider Machine
1 13 Anthony West Yamaha
2 21 Md Zaqhwan Zaidi Honda
3 23 羽田 太河 Honda
4 27 Andi Farid Izdihar Honda
5 634 小山 知良 Honda
6 20 Azroy Hakeem Anuar Honda
7 127 Kasma Daniel Kasmayudin Yamaha
8 76 伊藤 勇樹 Yamaha
9 56 Ratthapong Wilairot Yamaha
10 88 栗原 佳祐 Honda
11 80 Md Afiq Azmi Yamaha
12 123 Passawit Thitivararak Honda
13 32 Md Ramdan Rosli Yamaha
14 16 Irfan Ardiansyah Honda
15 66 Muhammad Ibrahim Norrodin Kawasaki
16 92 Md Muzakkir Mohamed Yamaha

Race 2

Pos. No. Rider Machine
1 13 Anthony West Yamaha
2 634 小山 知良 Honda
3 23 羽田 太河 Honda
4 21 Md Zaqhwan Zaidi Honda
5 25 Azlan Shah Kamaruzaman Kawasaki
6 127 Kasma Daniel Kasmayudin Yamaha
7 24 Decha Kraisart Yamaha
8 56 Ratthapong Wilairot Yamaha
9 33 Ahmad Yudhistira Kawasaki
10 64 Keminth Kubo Yamaha
11 123 Passawit Thitivararak Honda
12 88 栗原 佳祐 Honda
13 80 Md Afiq Azmi Yamaha
14 16 Irfan Ardiansyah Honda
15 66 Muhammad Ibrahim Norrodin Kawasaki
16 76 伊藤 勇樹 Yamaha
17 92 Md Muzakkir Mohamed Yamaha

2018年 アジアロードレース選手権 ポイントランキング

Page Top