2017 Asia Road Racing Championship

  • ■ 2017年 アジアロードレース選手権 第4戦 インドネシア大会
  • ■ スーパースポーツ 600cc / アジア・プロダクション 250cc
  • ■ 開催日:2017年8月13日(日)
  • ■ サーキット名:セントゥール・サーキット(3.965 km)

Yudhistira、レース1/2ともに2位表彰台!ランキング3位へ

#25 Azlan Shah Kamaruzaman

 6月に開催された第3戦鈴鹿ラウンドから約2ヶ月のブランクを経て、第4戦はレース熱が高い国のひとつ、インドネシアで8月11~13日の日程で開催された。
 毎年開催されるセントゥールサーキットは相変わらず路面のコンディションが悪く、各ライダーを悩ませるコースでもある。それでもチームのManual-TechとYudhistiraのホームであり、6月末に開催された全日本選手権オートポリス大会でST600 2位入賞を果たしたYudhistiraは、高いモチベーションで大会に臨んだ。
 またAzlan Shah Kamaruzamanも鈴鹿8耐が明けて間もないこと、6月の鈴鹿大会で負傷した指が完治していない状況で大会に臨むことになったものの、ポイントリーダーを守るという使命を持って現地入りした。

レポート

 11日に行われたフリー走行では、路面の影響によるスライドやスピニングに悩まされながらも、少しずつではあるが決勝に向けてセットアップを進めていった。それはライバル達も同じで、それに加えCEVレプソル国際選手権に参戦しているPratama(Honda)がスポットで参戦することで、上位陣の層が厚くなるため、厳しい戦いになることが予想された。
 12日に行われた予選では、Yudhistiraが早々に1'30.367でリーダーボードのトップに立つが、各ライダーも相次いでアタックを開始、目まぐるしく順位が変わる。
 40分間の予選を終えて、トップで終えたのは1'29.628を記録したZaidi(Honda)。2番手に羽田(Honda)、3番手にPratama、4番手にPolamai(Yamaha)。ここまでが1分30秒を切っている。Yudhistiraは6番手、Kamaruzamanは1'30.537で9番グリッドからのスタートでレースを迎えることになった。

 第4戦レース1は、いつも通り15時からスタートした。ホールショットは羽田が決めたが、すぐにZaidiが奪取、その後ろにPratamaが続き、ほぼグリッド順で1周目を終える。
 序盤を5番手のポジションで周回していたYudhistiraは8周目の1コーナーでペースが上がらないZaidiをパスすると、次の周にはKraisart(Yamaha)を1コーナーでパス、羽田もかわして2番手に浮上、トップを快走するPratamaをぴたりとマークする。迎えた最終ラップ、どこで仕掛けるか考えていたであろうYudhistiraが選んだ勝負どころは8コーナーの進入。Pratamaのイン側に狙いすましたかのように滑り込むと、前に出ることに成功、続く9コーナーのインを閉じて立ち上がり、勝利に向けて加速する。しかし、最後の勝負ポイント10コーナーの進入速度がほんのわずかにいつもよりも速かったために、ラインをはずしてしまい、Pratamaの先行を許してしまう。最終コーナーをPratamaのすぐ後ろで立ち上がるが、スリップを使えるほどの距離ではなく、2位でフィニッシュした。Kamaruzamanは怪我の影響もあり、ペースが上がらず7位でレースを終えた。

翌13日のレース2は波乱のレースとなった。
 各ライダーとも無難にスタート、ポールのZaidiがレースをリードする。Zaidiは積極的に飛ばし、2周目、3周目と、後続との距離を少しずつ広げていく。しかし4周目の10コーナーで転倒し、赤旗になる。そして再スタートの直前に激しい雨がサーキットを襲った。
 レースはウェット宣言され、9周のレースとして再スタートすることになった。
 好スタートを決めたのは羽田(Honda)だったが、すぐにPolamaiがトップを奪取、Yudhistiraも猛然と追い上げ、なんと最終コーナーで一気にトップ立つ。コースコンディションは前半部分よりも後半のほうが雨量が多く、水しぶきも多い状態。まるで2つのコースでレースを行っているかのようなコンディションの中、YudhistiraとKraisartがレースをリードしていく。Kraisartは自身の勝負所にしている6コーナーでYudhistiraの前に出ると、逃げの体制に入る。結局、レースはKraisartがそのまま逃げ切り優勝、Yudhistiraはレース1に続き2位に入賞し、ランキングも3位に浮上した。一方のKamaruzamanはペースが上がらず9位でチェッカーを受けたものの、ランキングトップを堅持、2位に20点差を築いたまま第5戦に臨む。第5戦は9月22~24日にインド・マドラス モーター レース トラックで開催される。

  • #33 H A Yudhistira
  • #33 H A Yudhistira
  • #25 Azlan Shah Kamaruzaman #33 H A Yudhistira

リザルト

Race 1

Pos. No. Rider Machine
1 20 Dimas Ekky Pratama Honda
2 33 Ahmad Yudhistira Kawasaki
3 23 羽田 太河 Honda
4 21 Md Zaqhwan Zaidi Honda
5 24 Decha Kraisart Yamaha
6 13 Anthony West Yamaha
7 25 Azlan Shah Kamaruzaman Kawasaki
8 59 Ratthapong Wilairot Honda
9 64 Keminth Kubo Yamaha
10 17 山田 誓己 Honda
11 27 Kasma Daniel Kasmayudin Yamaha
12 104 山口 辰也 Honda
13 634 名越 哲平 Honda
14 41 芳賀 紀行 Yamaha
15 76 伊藤 勇樹 Yamaha
16 51 細野 陽一 Yamaha
17 69 Shankar Sarath Kumar Honda

Race 2

Pos. No. Rider Machine
1 24 Decha Kraisart Yamaha
2 33 Ahmad Yudhistira Kawasaki
3 65 Chalermpol Polamai Yamaha
4 20 Dimas Ekky Pratama Honda
5 27 Kasma Daniel Kasmayudin Yamaha
6 13 Anthony West Yamaha
7 76 伊藤 勇樹 Yamaha
8 59 Ratthapong Wilairot Honda
9 25 Azlan Shah Kamaruzaman Kawasaki
10 104 山口 辰也 Honda
11 41 芳賀 紀行 Yamaha
12 23 羽田 太河 Honda
13 64 Keminth Kubo Yamaha
14 17 山田 誓己 Honda
15 51 細野 陽一 Yamaha
16 634 名越 哲平 Honda
17 69 Shankar Sarath Kumar Honda

2017年 アジアロードレース選手権 ポイントランキング

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